2021年10月16日 BizCafeよっかいち
2021年11月02日
■テーマ
「"ご縁"が"仕事"に繋がる
~広告一切なしでも予約のとれない教室のセルフブランディング~」
開催日 2021年10月16日(土) 10:00~12:30
■講師
季節ごはん教室 niwacoya
柵山咲子 (さくやま・さきこ)氏
■講師プロフィール
菰野町にて、季節ごはん教室niwacoya(ニワコヤ)を主宰。
子供の頃より料理に興味があり、一度は社会人になってから、再び栄養専門学校で料理を学ぶ。
その後、キユーピー㈱で企画、営業に携わり、より料理を学ぶため「東邦ガス料理教室」でアシスタントを経て講師になり、2013年より自宅料理教室を開業。料理教室には年間のべ800名のお客様が参加されている。加えて自治体や企業様とのタイアップレッスンも多数開催。
ほかに惣菜開発や撮影などのフードコーディネーター業務や、昨年からはオンラインでの料理配信も開始。地元・菰野町での町づくり「こもガク」にも実行委員として参加。地域での人と人との繋がりを大事に活動中。
キャンセルのお知らせが出ても数分で予約が埋まる!
今大人気の料理教室。このコロナ禍にいち早くオンライン料理レッスンやインスタライブを取り入れ、講師業に留まらずフードコーディネーターとして地元企業とのコラボレーションも実現し進み続ける柵山様。独立開業からのご経験や仕事への向き合い方、人気教室の秘訣などをお話いただきました。
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柵山咲子様には、上の画像にある5つの項目に分けてお話を伺いました。その一部をご紹介します!
高校卒業後、一般企業に就職し4年経理業務に携わっていた柵山様は、会社から「資格を取って1歩進んだことをやらないかと」声をかけられます。
“本当に自分のやりたいことは違う”と強く感じたことから退職し、小さいころから好きだった食べ物、料理の道へ進むため、栄養専門学院に入学を決意されました。
卒業後はキューピー株式会社へ入社。企画、運営、さまざまな仕事に携わるなかで、「もっと料理に特化した仕事をしたい!」と思っていたタイミングに、東邦ガス料理教室の講師の方とのご縁で、東邦ガス料理教室へ入社。皿洗いから、アシスタント、教室運営など多くを経験されました。
2013年4月に個人で仕事を受けるようになるも思うように集客ができず、今までの料理教室で集客ができていたのは“スポンサーあっての仕事”、“キューピーや東邦ガスのブランドに守られていた”事に気が付きます。「自分のブランドを作りたい」と強く思い、2013年11月に自宅料理教室を開業。
今では、大手や地元のキッチン用品メーカーのアンバサダーも複数務めるまでに!
ここには書ききれないほどの開業までの分岐点で柵山様が何を思い、立ち止まって自分自身と向き合ってきたかを伺いました。
そして気になるのはやはり…、開業後予約が取れない教室になるまでのセルフブランディング!
✓ペルソナの設定。
✓教室に通って下さる顧客にアンケートに協力してもらい、回答から自分の強みを見つける。
✓AISASの法則。
✓Facebook、Instagram、公式LINE、ホームページの細やかな使い分けの工夫。
などなど、実体験をもとに説明頂きました。
その他、
現在携わっている「こもガク」や「女性起業家・企業家ビジネスプラットフォームwiz:」での活動や、様々な団体に所属する意義、協働、地域貢献やこれからのビジョンなどもお話いただきました。
きめ細やかなブランディングと、コミュニティを広げご縁を大切に信頼の種をまいていらっしゃった柵山様だからこそ、今の教室の人気に繋がり、多くの仕事として実を結ぶのだと感じました。
講演後の交流会では、zoom機能のブレイクアウトルームを使用しグループに分かれ“セルフブランディングについて”をテーマに参加者様同士で意見交換をして頂きました。
セルフブランディングができている方も、これからの方も様々で、工夫の仕方などたくさんの意見や質問が飛びかい、
最後には「BizCafeよっかいちが終わった後、自分の強みを言語化してセルフブランディングしましょう!」と参加者様から前向きな声もあり、とても充実した講演・交流会になりました。
BizCafeは “ノウハウ”もありますが、起業の先輩などからの実際の経験談を通じて、同じ起業を目指す方や、いろいろな業種の方、起業を支援する方などの交流の場となることを大事にしています。
いろいろな背景や業種を持つ参加者の中から、もっと詳しく聞いてみたい方、信頼できる相談相手などが見つかるかも。そんな交流がオンラインでもできるよう工夫をしていきます。
次回もお楽しみに。