2013年7月20日BizCafeよっかいち

2013年07月20日

今日7/20のビズ・カフェは、福井街角放送株式会社の代表取締役兼ラジオパーソナリティでもある、鳴尾健（なるお　たけし）様をお迎えしました。鳴尾様からはアナウンサーになったきっかけや起業時の苦労話、ラジオの良さや便利さ、そして言葉で情報を伝える大切さなどをお話いただきました。そしてお話の途中には桃太郎の秘話や落語を披露してくださいました。

現代ではインターネットやテレビが普及し、便利な社会になったものの、震災時にいち早く復旧できるメディアはラジオではないか。そしてラジオ放送局が一番増える時は、震災直後であるということ。確かに日本は地震が多い国であり、震災直後に人々が困る=優先的なこととしてまず、食糧や水、家族の安否確認などがよくあげられますが、自分たちの現状の把握や行政の対応状況などについての正確な情報を手に入れるためには、少しでも早い情報網の復旧が、同じくらい大切だと思います。そしてその時、人々はラジオの大切を痛感するとのことでした。普段の生活ですぐに、簡単に色々なところから情報が得られる私たちにとって、情報が得られない状況は不安で仕方ないかもしれません。

そして最後に鳴尾様は、小さい子どもが辞書をひいても分からないことを分かりやすく説明し、納得させることがアナウンサーの務めであるとおっしゃっていました。参加された方の中には、鳴尾様の分かりやすい話の仕方が勉強になったという方や、桃太郎の秘話を自分の講演の時にぜひ使わせてもらいたいという方などもいらっしゃり、今回のビズ・カフェよっかいちもとても楽しい会となりました。

8月のビズ・カフェはお休みですが、番外編のイベントを8/24(土)に予定しております。お楽しみに！