2017年3月18日BizCafeよっかいち
2017年03月31日
3/18(土)のビズカフェは、
特定非営利活動法人ほがらか絵本畑 代表 三浦 伸也(みうら・しんや)様をお迎えし、
『未来をつくる感覚を養う。~ヒントは子どもの世界にあり』というテーマでお話いただきました。
まずはご自身の経歴・起業に至るまでの経緯について。
ベンチャー企業の営業をされていた三浦様。
ひょんなことから絵本と子どもに関心を持ち、絵本の読み聞かせを始められました。
今までに読み聞かせをした子どもは10万人以上で、毎日違うところで読み聞かせをしていらっしゃいます。
まず、実際に子どもと接して驚いたことなどの経験談を交えながら、
子ども特有の行動や特別な感覚についてのお話へ。
子どもたちは見抜く力が凄く、意味を考える能力は低いものの、
本音や無意識の部分をとてもよく感じ、感じたまま表現できる。
子どもと接すると、子どもには本気かどうか見抜かれるので本気で考える癖がついた。
そして、子どもは想像力が豊かで1つ何か与えるだけで想像が広がっていく。
想像力を活かし未来を描く子ども。想像力があると未来をより強く描くことができ、
努力もするし目標も達成しやすくなる。
大人は常に先のことを考え、予定に追われる事も多いが、子どもは夢を持ちながらも
その日暮らしどころか今だけを見て必死でいる。
大人は来ていない先のことに気を取られすぎるが、ゴール(終わり=死)はいつかわからない。
今を忘れて過ぎた事を悔やんだり先の事を考えすぎて慎重になるより、大人も今できること、
本当にしたいことを仕事にすることををやっていくほうが幸せなのではないかと説かれ、
自分も子ども心を持ちながら、ワクワクする事業を展開していく。
まだ使っていない羽根があると思い、これからも挑戦していく。
儲かるけど惹かれない事業でなく本当に惹かれる事業を新たに立ち上げられることで道を示されました。
子どもたちの豊かな想像力や感覚をヒントにした生き方や将来の見据え方についてのお話は、
職業や年齢等に関係なく皆さま感じられるものがあったのではないでしょうか。
今回も初参加の方にも数名お越し頂き満員御礼、交流会も盛況でした。