2017年10月21日BizCafeよっかいち
2017年10月31日
■テーマ
「本業を活かした新規事業展開の考え方~伝統産業からの新規事業~」
■講師
株式会社稲藤 常務取締役
マリッジサポートBBI 婚活カウンセラー
稲垣和美(いながき・かずみ)氏
■講師プロフィール
S37年1月生まれ
大学卒業後、23歳で結婚し、株式会社稲藤に入社
3男1女に恵まれ、子育てと併行しながら家業の日永うちわ作りを手伝う。
H15年に義母、H21年に義父が亡くなり、その後は日永うちわ部責任者として
日永うちわの認知度を高め、ブランド力向上のために力を尽くす。
H29年4月新規事業として結婚相談所 「マリッジサポートBBI」を立ち上げ、
婚活カウンセラーとして活動を開始し、現在に至る。
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10/21(土)のビズカフェは、
株式会社稲藤 常務取締役 / マリッジサポートBBI 婚活カウンセラーの
稲垣和美(いながき・かずみ)様をお迎えし、
『本業を活かした新規事業展開の考え方~伝統産業からの新規事業~』
というテーマでお話いただきました。
まず明治14年の創業時からのお話。
日永うちわから始まり、うちわが季節の物であり、売上があがる時期も決まっている為、
暦(カレンダー)の販売を開始。
夏はうちわ、冬は暦、というのがうちわ屋さんに多かったそう。
更に企業ノベルティ全般の取り扱いを始めることとなり、販促品・広告用品の販売へ。
その基盤から一般向けギフト用品の取り扱いも行うこととなり贈答品の販売へと、
どんどん事業を広げていかれました。
その中で、店舗に来る、独身のお子様を持つお客様から、
「いい人(結婚相手)おらん?」と度々聞かれることから、
婚活事業をスタートするきっかけになったそう。
結婚すればギフトが必要になる時が来る、新規の婚活事業も本業に繋がる、と。
本業にも関わると思い、思い切って開業。
自社のギフトにPRを入れることで、広告宣伝費をかけていない為、価格もおさえることができた。
安心のサポート、価格、プランで地元に愛される結婚相談所を目指していきたい、とのこと。
うちわ屋としての明治14年の創業時から現在の新規事業まで、
臨機応変に事業を展開しながら継続されてきたことが伺えた貴重なお話でした。
今回も初参加の方に多数お越し頂き、交流会も盛況でした。