2018年12月15日BizCafeよっかいち
2018年12月27日
■テーマ
3年先の稽古、「ビジョンを描く、ビジョンを実現する」
■講師
駒田経営研究所所長
伊勢市産業支援センター 創業コーディネーター
駒田誠司(中小企業診断士)
■講師プロフィール
大学卒業後、サラリーマン勤務を経て家業(ビニール製品の製造販売)を承継。
今から10年ほど前に事業に行き詰まりを感じ、「経営の本質」について考え始め、
その当時より中小企業診断士の資格取得を目指す。
資格取得後は退職の必要がなかったことからすぐに資格を活かしたコンサルティング業
「駒田経営研究所」を始めるがこの経験を通じて創業することの難しさ、
サービス業ゆえに可視化出来ないビジネスの難しさを知る。
その後、約2年半の(公財)三重県産業支援センターでの勤務を経て、
事業計画作成支援の業務を中心に本格的に中小企業診断士の資格を活かした
コンサルティング業務を再開。
平成29年4月より、伊勢市産業支援センター・創業コーディネーターを兼務し、
創業支援を行っている。
家業が行き詰った最大の要因は個々の事象への対応ではなく、事業にビジョンを描けなかったことだと認識していることから、
「ビジョンを描く、ビジョンを実現する」をモットーとして日頃の業務を行っている。
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12/15(土)のビズカフェは、
駒田経営研究所所長
伊勢市産業支援センター 創業コーディネーター(中小企業診断士)
駒田誠司氏をお迎えし、
3年先の稽古、「ビジョンを描く、ビジョンを実現する」というテーマで
これまでの経験を中心にお話いただきました。
ビニール製品製造販売の家業に行き詰まり「経営の本質」を考え始めた駒田様。
そんな中行きついた答えは「ビジョンを描くこと」
何でも、ドライブ中に聴いた曲にインスパイアされて気付いたのだとか!
プロになる課題を見つける教訓として
・褒められるだけではカネにならない
・実力より実績
・形のない商品の難しさ
コンサルタントは究極の「サービスマーケティング」である。
中小企業診断士を目指すきっかけとなった第二創業塾のお話や、
資格試験合格までの険しい道のり、
苦境のなかで見出すチャンスなどなど…
最後には、創業・事業承諾ではビジョンを描いた創業が大切というお話を。
開業はあくまで手段であり、個々の目的地になにを求めるか考え抜く「想像力」が必要なのだと。
事業継続にはあせらず先を見据えた計画を練ることが求められる。
駒田様のお話の中でも頻繁に出てきた「自分のマニュアルを作る」といいのかもしれませんね。
今回は常連の方が集い、こなれた雰囲気の交流会でした。