※ 本事業は、四日市市が産業競争力強化法に基づき国からの認定を受けた創業支援事業計画の一部として、実施します。

起業家と起業を目指す人のための、ゆるくあたたかい勉強&交流会

BizCafeよっかいちは、「これから起業したい!」という方や、すでに起業されている方が月に一度ゲストスピーカーを招いて集う勉強&交流会です。

BizCafeレポート 〜これまでのBizCafeよっかいち〜

2020年7月18日BizCafeよっかいち

2020年08月26日

■テーマ

「起業しなければ気付けなかった事」

開催日 2020年7月18日(土) 10:00~12:30

■講師

株式会社ブルック 

代表取締役 坂丈哉(さか・たけや)氏

材木屋(製材工場)の 3 代目だが、三男だったため、県外の大

学卒業後、友人と洋服屋をやるという夢を追って東京へ。

販売業を学ぶため、(有)トレジャーファクトリー(総合リサイクル

ショップ)へ入社。ベンチャー企業として店頭公開を目指し新卒第 1 号として 3 年間従事(現在は東証1 部上場)。

実家の製材工場の火事が原因で退社を決意。夢の続きを数年後に思い

描きながら三重に帰郷。まずは電力会社への営業をメインとした会社に 2 年、公共工事、

建設会社下請けをメインとした土木会社に 2 年勤めた後、家業の三栄林産株式会社に就職。

2005 年にインテリアショップ部門の立ち上げ、2008年に製材プレカット販売促進のためのセルローズファイバー断熱工事業を立ち上げるなどした後、2011 年 1 月四日市市に地域産木材を

使用したオーダー家具販売を目的として、カフェと雑貨を併設させたライフスタイルショップ「BROOK」をオープン。

2017 年家具専門の 2 号店ブルックファニチャーセンターを開設。

2019 年、ファニチャセンター1 階にブルックカフェスタンドを開始。

現在に至る。

現在オーダー家具・カフェ・雑貨・レンタルスペース「BROOK]を運営されている坂様からは、

別に家業がありながら起業した経緯や、起業しなければ経験

できなかった事等をふまえ、今に至るまでについてのお話を伺いました。

コロナウイルス感染拡大防止のため、5月と6月はオンライン開催としたビズカフェですが、

非常事態宣言の終了を受け、会場への来場とオンライン参加を選べる形式で開催しました。

会場はソーシャルディスタンスに配慮し定員を定員の半分として、ゲストスピーカーも司会も

フェイスシールドを付けました。

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7/18(土)のビズカフェは、

株式会社ブルック

代表取締役 坂 丈哉(さか・たけや)氏  をお迎えし、

「起業しなければ気付けなかった事」

というテーマでお話いただきました。


東京で販売業を学ぶため会社勤めをしていた坂様。

帰郷後、家業の製材工場を3兄弟で共同経営していましたが、

自分で何か成し遂げたいという想いが強くなり、以前からあこがれていたイチからの起業を決意。

全く運営経験のない飲食店に、家業の一環であるオーダー家具の販売を目的とした

雑貨屋を併設したカフェ「BROOK 」をオープンされました。



起業後得られたことは

店を継続するためには店で起こることの責任はすべて自分にあると認めるしかなく、

それまで言い訳や後悔ばかりしていた自分を変えられたこと。

また、起業家と関わる機会が増えたことで ”好きを超える想いがある人” が

事業を継続できているのだと学び、今後の在り方や軸づくりを考えるきっかけとなったこと。

そうした刺激を受けながら事業を継続するうちに

「自分を育ててくれた“木”で社会貢献したい」

という使命感が自分の中にあることに気付いたそうです。

「三重の地域材を知ってもらうため、木を売ることで森を活性化し、「BROOK」の名の通り

未来につながる小さな流れを生み出すことを目標に日々働いています。」


今回BizCafeはオンラインと来場、2種類の参加方法を併用しての開催。

会場では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、受付時の検温・消毒やマスクの着用、

間隔を空けた席配置など、徹底した感染症対策を行いました。

初の試みとして、リアル参加者とオンライン参加者とそれぞれで交流会を運営し、

参加者にアンケートも伺い、併用の課題の発見にもつながりました。

それぞれの参加方法の利点を生かすことができるよう運営の改善に努めていきます。